要約筆記者養成講座後期開講

今日から養成講座の後期が始まりまして、

いよいよネットワークを組んで、実習もただ入力するだけでなくなりました。

これまでの人生、パソコンは遊びのため、

ネットワークとか「わかんないもーん」で逃げ回ってきましたが、

逃げられないところまで来てしまいました。

 

IPアドレスの変更とか、昨日一応ググって

自分で一度、途中までだけどやってみて、予習していたのですが、

いざ画面を開くと目がチカチカして、

どこを見ているやら…

機械オンチはしょーもないなと内心苦笑いしていました。

 

テキスト、配付資料、自分のパソコン画面、スクリーンに映し出された情報、講座アシスタントの動き。

見るものがいっぱいあって、

ちょっと何かにつまずいて焦ると、ことばがもう耳に入ってこない。

まだ受講生の分際で変かもしれないけど

知識も技術ももっともっと身につけて、

自信を持ってできる日が来るような気がしません。はあ…

実習でたった2分の音源を入力するだけなのに

心臓がバクバクして、手が震えてしまった。

普段の練習では1人でやってるだけだから、

人に見られるのが本当に緊張するのです。

 

まあ、頑張るだけです。まずは来年の統一試験に合格できるように。

2月の読書記録

このほかに、【限読】と称して1日20~30分の短時間、1冊の本をざっくり読むというのをやっていた。

2月は20冊以上に目を通した。

それらの本もこれからちゃんと読むつもりだけど、一度は拾い読みしているから理解の助けになりそう。

なにより、積ん読の罪悪感が薄れたw

 

2021年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1313ページ
ナイス数:40ナイス

https://bookmeter.com/users/541199/summary/monthly
■災害特派員
もうひとつの『南三陸日記』と銘打たれているように、そのもとになった取材内容や対象者などとの交流、著者自身の内面について書かれている。南三陸駐在を離れてすぐ、ベースになるものは書きためていたという。戸倉小学校の麻生川校長(当時)の講演は私も聞いたことがある。語られた内容は本書にある通りで、聞いた当時はあまりよく理解していなかったけど、改めて読んでみて、普段から備えつつも咄嗟の判断が求められるのが災害時対応だとつくづく感じた。しかも上手くいくとは限らない。『南三陸日記』でもほの見える著者の人間臭さが全開。
読了日:02月22日 著者:三浦 英之
https://bookmeter.com/books/17569928

■いぬとふるさと
私は車で通り過ぎてしまうことが多いので、歩くことにこだわった著者が何を見たのか興味を持ち、読んでみた。いぬは、いぬならば、自分が見たことのなかった双葉駅の新しい駅舎のある場所を「ゆれた場所」と認識できるのだろうか。いぬにとってなつかしい道を進んだ先にある「板」の前で、「むかしもいまもぼくらはここの電気を使ってきた」と教えるのは、「ここ」が何を指すのか曖昧にしすぎではないだろうか。著者には著者の考えがあるのは理解するが、なんというか残念な気持ちになった。
読了日:02月20日 著者:鈴木邦弘
https://bookmeter.com/books/17497690

■南三陸日記 (集英社文庫)
以前、単行本を読んだことがあるが、文庫版を2年ほど積んでいたので、『災害特派員』の前に読み直した。地震発生から津波襲来までの約30分間に何ができたはずなのか、実際はどうだったのかを検証することが使命と。何かと批判される朝日新聞の記者だが、取材対象者をその後も大切に思い、誠実であろうとする姿勢がよくわかる。かつても読んだ本文は、時間の経過もあってまあまあ落ち着いて読めたが、「2018年再訪」で語られる事柄は涙なしには読めなかった。
読了日:02月17日 著者:三浦 英之
https://bookmeter.com/books/13565793

■理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!
読み終えるまでに時間がかかりすぎてしまった。第三波がまだ収束しない今、第一波のころを振り返るのはちょっと不思議。この当時のいろいろゴタゴタは解消され、改善すべきは改善されているのだろうかと、少し不安もあったり。
読了日:02月15日 著者:西浦博,川端裕人
https://bookmeter.com/books/17234000

■白い土地 ルポ 福島「帰還困難区域」とその周辺 (集英社クリエイティブ)
著者のツイッターはたびたび炎上する。風評加害者と呼ぶ人も少なくない。本書にも収録されている、2019年台風19号で仮置き場にあったフレコンバッグが流出した件などは記憶に新しい。著者にしばしば向けられる「風評被害を広げるな」という批判についての分析が面白い。それにしても、批判者がいうような程度の人間なら、故・馬場有浪江町長が「どうしても伝えてほしいことがある」「あなたに調べてほしいことがある」と著者に託した事柄の重さをどう説明できるだろう。終章の復興の意味するところは、著者の考え通りでないことを願う。
読了日:02月13日 著者:三浦英之
https://bookmeter.com/books/17114305

■障害者差別を問いなおす (ちくま新書)
重度障害者大量殺傷事件を導入に、青い芝の会の活動を中心として、障害者差別について掘り下げる。私が青い芝の会を知ったのは、やはり相模原の事件の後だった。『母よ、殺すな』は未読。バニラエア騒動の時、ツイッターで少なくない障害当事者が「今さら青い芝の会では受け入れられない。迷惑」と呟いていたのを見て、複雑な気持ちだった。正直なところ、何十年もお行儀よく訴えてこの現状かと思う私は時代遅れなのかもしれない。差別について語ることばの少なさは、問題に対して鈍感なことの証左というのはハッとさせられた。
読了日:02月04日 著者:荒井 裕樹
https://bookmeter.com/books/15501439


読書メーター
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タイピング練習

f:id:hari952624:20201215212309p:plain

2020/12/15 P検

練習はほぼ毎日やってて、でもこのあたりから伸びなくて。

でも、これはちょっとゆっくり打ってみた。

そしたら、焦ってバタバタ打つより成績がよかった。

スピードと正確性なら、正確性を重視するんだよって講師に言われる意味が分かったような気がする。

正確に打てば、そこそこのスピードにもなるんだ。

理想と現実と

昨日は派遣で、失敗してしまった。

難聴者に「要約筆記が書くのを待っていると、言いたいことを忘れちゃうんだよね」

と言わせてしまったのだ。

書くのを待たせる要約筆記なんて、要約筆記じゃない。

 

私はチームリーダーで、新人もいるチームで、

難聴者の発語もいろいろだし、

みんなでフォローしあってやろうね、と打ち合わせて話し合った。

マスクもあり、聞き取りにくいので、

マイクを使ってもらうことをお願いし、

それでも聞き取れなかったら挙手するから言い直していただけますか、と

お願いしていた。

難聴者も、快諾してくれた。

それなのに、だ。

 

みんな聞き取ることだけに必死になり、

話の内容を聞きつかむにはほど遠かった。

メンバーには10年選手がずらりと並んでいたのに、

要約技術はどこいった? という感じで、

イメージと違う先輩方の「要約」に、椅子から転げ落ちそうになった。

 

そういう自分が素晴らしい通訳ができたとは口が裂けても言えないけれど。

 

話が紛糾して、すれちがって、

「私の言いたいことがどうも伝わっていないんだけど」と繰り返す難聴者の

その発言を書かずに、

言い直した言葉だけを、ある意味ムキになってそのまま書いていたメンバー。

 

要約筆記って、「意思疎通支援事業」なんだけど。

耳に飛び込んできた言葉をただ書くのが「要約筆記」ではないのに。

 

でも、

リーダーとは名ばかりのふがいない自分に一番腹が立つ。

 

派遣コーディネーターに報告したら

「まだ2年生だから、失敗しながら覚えるしかないよ」

と慰められ(?)

不覚にも涙がでた。

「なんで同じ想いの仲間がいないんだろうねえ…」

なんて言われて、涙が止まらなくなった。

 

誰のために何をするのか。

書けたか書けなかったかというのは何をもとに判断し評価するのか。

振り返りで、

「みんなで聞き取りはフォローしあえてよかった」なんて

私は言えない。

だって、聞き取れない時、誰も挙手しなかった。

そうして、なんとか聞き取り、書いた時には

話に大きく遅れていたんだ。

 

あんなの通訳じゃないよ。

 

そして、誰より罪深いのが、

違和感を覚えながら介入をためらった自分なんだ。

誰のために通訳としてその場にいるのかをしっかりと認識できていたら、

技術も経験も知識も、ないないづくしの2年生にだって、

もっと何かできたはずなんだよ。

 

2度とこんな思いはしたくない。しない。

昨日難聴者に言われた言葉は、絶対忘れない。

10月の読書記録

10月は、自分としてはよく読んだな。

 

2020年10月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3204ページ
ナイス数:43ナイス

https://bookmeter.com/users/541199/summary/monthly
■ぐるぐる♡博物館 (実業之日本社文庫)
書店で目次を見て、国立科学博物館石ノ森萬画館は行ったな、と思い、購入。寄り道の日本製紙石巻工場は、ツール・ド・東北の参加者やボランティアの駐車場がその近くだったので、一時は毎年見ていた(もちろん外観だけ)。大牟田には2年間住んでいたのに、石炭産業科学館にとうとう行かなかったのはずっと後悔している。尖石縄文考古館、八戸の是川縄文館みたいな感じかなあ。三浦しをんさんの著作は、実は1冊も読んだことがなかったが、面白かった。次は、積ん読にある『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』を読もうかな。
読了日:10月30日 著者:三浦 しをん
https://bookmeter.com/books/16784384

■浅田家! (徳間文庫)
映画を見て購入。映像作品のノベライズは初めて読んだ。うーん、正直なところ、映画がよかっただけに、読まなければよかったかな。これだったら、脚本を読んでみたかったかも。
読了日:10月30日 著者:中野量太
https://bookmeter.com/books/16433320

■母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記
50代独身男性による介護の記録。お母さんが認知症になり、きょうだいを頼れない状況下でなんとか踏ん張っていた様子が克明に書かれている。家族介護の苛酷さは度々報道されるものではあるが、実際のところは体験した人にしかわからないのだろう。著者がお世話になったヘルパーさんが、親の介護のため退職した後、著者にあてたメールで、そのつらさを少しだけ語っているが、プロでさえそうなのだ。まして医師選びも何もわからない一般人は途方に暮れてしまうだろう。サンプル1と強調しているが、学ぶところは多い。
読了日:10月29日 著者:松浦 晋也
https://bookmeter.com/books/12078222

■ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-
著者のこれまでの著作や、ラジオ等の出演番組で話したことを引用し、必要に応じて最近の考えを付記。巻末に出典が挙げられているので、関心があれば元を当たることができる。私自身の仕事(要約筆記)は通訳なので、翻訳とは近接分野といえるかもしれないと思い、手に取った。「読むスピードで訳す」とか「読点は人格上の問題だ」などは、仕事の時に意識していることと同じだったので、ちょっとうれしい。村上春樹の文体が苦手で読破したことがないのだが、もしかしたら翻訳なら読めるかも?と思わされた。チャレンジする気にはいまいちならないが…
読了日:10月26日 著者:柴田 元幸
https://bookmeter.com/books/15009431

■時には懴悔を
好きな作家さんが作品のあとがきに挙げていたので読んでみた。探偵の殺人事件に端を発した事件は、いつしかある重度障害児を中心に動いていく。それは、登場人物各人の家族の問題を浮き彫りにするものでもある。自分では聡子に感情移入して読んだ。暴走してる?と思わされる行動も、自分でもやりかねないな、と感じられて、親近感があった。障害児をめぐる社会の状況はシビアで、なんともやりきれない。しかし、事件の真相は意外なもので、大変面白かった。
読了日:10月25日 著者:打海 文三
https://bookmeter.com/books/457629

■「池の水」抜くのは誰のため?~暴走する生き物愛 (新潮新書)
池の水ぜんぶ抜く」という番組は家族が好きで、放送される時にはたいてい一緒に見る。印旛沼など近隣のスポットが取り上げられることもあり、身近な自然という意味ではいつも興味深く見ている。そういう行いは本来、地元の人たちが、自分たちの住む環境をどのように管理していくか、ひいては、次世代にどんな自然を残していきたいか、という問い立ての上になされるべきだが、テレビ番組という力技で一過性のものになりがち。コイやメダカの放流の問題が、近年認知度が高まってきたように、外来種のことも悪玉論にとどまらない議論が求められる。
読了日:10月21日 著者:小坪 遊
https://bookmeter.com/books/16727154

■アウターライズ
東日本大震災の10年後に起きたアウターライズで、またしても大津波に襲われた東北地方。奇跡的に人的被害がわずかで済んだその後、東北地方は日本から独立してしまう、という物語。第一章で描かれている、津波襲来前後の人々の姿は、実際こういうこともあったのかなと思わせる。また、復興マルシェを訪れた関西からの観光客が店主と会話するシーンは胸が痛んだ。その客は阪神淡路大震災の被災者だったのだ。全体を通して、防災・減災とは、被災地の復興とは、支援とは、といろいろ考えざるを得ない。
読了日:10月17日 著者:赤松利市
https://bookmeter.com/books/15559477

■問題解決大全
問題解決のための、さまざまな方法を紹介した本。問題を解決するのに既存の方法で対処できないとき、対処できる方法を都度作り出すことが必要になる。そのためにも、いろいろなアプローチがあることをまず学んでおくのは有益だと思う。ただし、本書はそのノウハウの紹介にとどまらず、読み物としても面白かった。「ピレネーの地図」は、そんなことほんとにあるのかという疑問より、エピソードの面白さと、あり得ない話ではない、というところが興味深かった。電子書籍で読んだが、これは紙の本に書き込みしたり付箋を貼ったりしながら使いたい。
読了日:10月16日 著者:読書猿
https://bookmeter.com/books/12570394

■コロナのせいにしてみよう。シャムズの話
当初の予想に反して(?)コロナ対応が長引き、少なくない人がうんざりしているのではないだろうか。職場を見渡しても、ウィズコロナにさっさと気持ちを切り替えた人もいれば、アフターコロナを切望している人もいて、コミュニケーションにも気を使う毎日。コロナで変なことを言うようになっちゃった、というのを、著者は「シャムズ」という概念にまとめた。変化に気づけるのは身近な人しかいない。ソーシャルディスタンスの確保や大声での会話を控えることに留意し続ける日々でも雑談が大事。コミュニケーションに工夫が必要ということかな。
読了日:10月16日 著者:國松 淳和
https://bookmeter.com/books/16067724

■蔵を継ぐ 日本酒業界を牽引する5人の若き造り手たち
冩樂、廣戸川、白隠正宗、十六代九郎右衛門、仙禽。実家の蔵を継いだ若き蔵元たちのインタビュー。「蔵を継いだ」と言えば簡単そうだけど、どこも大変だったようで。私は日本酒(に限らずお酒)は全く詳しくないが、日本酒の人気が下がって売り上げも減少していたことはおぼろげながら知っている。旧態依然とした業界の仕組みや、先代の経営の問題など、消費者の好みの変化以外にも逆風の連続である。地酒は小さな蔵も多く、苦労は察するにあまりある。それにしても、うまさに衝撃を受けた酒として「飛露喜」が何人かから挙げられているのは驚き。
読了日:10月11日 著者:山内 聖子
https://bookmeter.com/books/9914564

■刑事何森 孤高の相貌
「悪党を罰するために刑事になった。だが、誰よりも罰したいのは、自分自身だった――」という帯の言葉。何森さんの過去に何があったんだろうと思いながら読み始めた。そういう意味では『ロスト』でその疑問が解けたが、なんとつらいエピソードなのか。『二階の死体』、共依存の絡む話ではあるが、かつて障害者は座敷牢のような部屋に閉じ込められていたとも聞く。今は自立運動もあり、重度障害でもヘルパーを利用しながら一人暮らしする障害者もいる。それでもまだまだ難しいのだろうな。何森シリーズが続くことを願います。
読了日:10月10日 著者:丸山 正樹
https://bookmeter.com/books/16385295

■リモートワークの日本語~最新オンライン仕事術~(小学館新書)
日本語は話し言葉と書き言葉が大きく違う言語だが、LINE等の登場で「打ち言葉」が出てきたと著者は指摘する。打ち言葉とは、メールほど書き言葉に近いものではない、話し言葉をそのまま打ち込んだようなもの。Slackのようなビジネス用のチャットは私には縁がなくピンとこないが、簡略化したコミュニケーションでも相手との距離感や関係性が表現を決めることは変わらないのだと分かった。副題に「仕事術」とあるように、日本語にとどまらない内容で、非常に実用的だった。余談だが著者のツイッターアカウントがあると知り、即フォローした。
読了日:10月10日 著者:石黒圭
https://bookmeter.com/books/16431120

■みみなり
全要研(全国要約筆記問題研究会)ニュースで紹介されていた絵本。奥付に短く著者紹介がある。突発的難聴になって聞こえが悪くなったのに、耳鳴りだけはよく聞こえるという体験を表現したかったとのこと。健聴者には、聞こえない人は無音の世界にいるイメージがあるが、実は耳鳴りに悩まされている人が多いらしい。飛行機の音やセミの鳴き声など、別の本でも読んだことがある。高校時代は美術部員だったという著者の絵は、ちょっと不思議。頭の中にウツボが住んでいて、耳の穴から出てくるというのは、耳鳴りが外の世界の音に思えるということか。

読了日:10月10日 著者:ミノヨシコ
https://bookmeter.com/books/16293324

■逃げるな新人外科医 泣くな研修医2 (幻冬舎文庫)
『泣くな研修医』から一気読み。私としては恋愛要素はいらないと思ってしまうのだが、まあいろんなエピソードは必要なのかな。というか、真面目な雨野はすぐに思い詰めてしまい、重い展開になるから、こういうホッとできるキャラクターとの絡みがアクセントになるのか。なんだか余計なことばかり考えてしまった。
読了日:10月09日 著者:中山 祐次郎
https://bookmeter.com/books/15607512

■泣くな研修医 (幻冬舎文庫)
著者のことはツイッターで知った。ヤンデル先生こと市原真氏が解説で触れている経歴の、高野病院に来られたあたりだ。小説も書いておられるとは知らなかった。主人公の雨野は著者なのだろうか、とふと。試験に合格したら、一般には一人前に見られるし、プロではあるのだが、合格してからが本当のスタートなのは、医師に限らないと思う。でも、人の生死に直接的に関わる医師の重圧は、ほかとは比較にならないよね。
読了日:10月09日 著者:中山祐次郎
https://bookmeter.com/books/15683739

発達障害サバイバルガイド――「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47
できないことはできない、そういう自分を受け入れるところから始まるライフハックの数々。これは発達障害の人がなんとかでもやっていく、人生を構築していく助けになることを目指して書かれた本だが、自分のあるがままをまるごと受け入れることを土台にするのがよいのは、障害の有無にかかわらず、同じなのではないだろうか。「『頑張る』は惰性、『休む』は意志の賜物」、「入って後悔する風呂なし」は私にとってもよいアドバイスだ。
読了日:10月08日 著者:借金玉
https://bookmeter.com/books/16304837


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